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おすすめ本③ 『 残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 』 浅田次郎
あらすじ
大正~昭和にかけて大活躍し、天切り松の異名を持つ大泥棒が、六尺四方(半径約1.8m)にしか届かない闇語りを使い、現代の留置場の男たちに大正時代の仁義・ロマンを伝える。
感動と興奮の短編八編収録。
※天切りとは、文字通り天井を切り抜いて他人の家に侵入する、夜盗の荒業のこと。

書評
お義父さんが貸してくれたおすすめ本。
浅田次郎と言えば『鉄道員(ぽっぽや)』や『壬生義士伝』などが有名だけど、こんな隠れた傑作もあったんだなあ。
テンポの良い天切り松のべらんめぇ口調に引きつけられて、一度読み出すと止まらなくなりやすよ。四の五の言うのは野暮ってもんよ。興味があるなら読んでみんしゃい。

残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉
浅田 次郎 (2002/11)
集英社
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ピックアップ名言
「歩きたまえ。止まってはいけない。人の迷惑になる。」 永井先生
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テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2007/02/25 15:43】 | おすすめ本<日本文学> | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
おすすめ本② 『 人間そっくり 』 安部公房
あらすじ
《こんにちは火星人》というラジオ番組を手がける脚本家のもとに、自称火星人と名乗る来客が。
しかし、その男はは見た目は地球人そのものだ。
脚本家は、半信半疑のまま男の話に飲み込まれ、次第に自分を見失っていく…。

書評
奇才、安部公房によるSF(?)短編。
(自称)火星人のキャラがまさに狂気っていうかめちゃめちゃ異常なんだけど、意外と身近にもこんな人いるかも?と思って怖くなった。

ちょっと変わった小説が読みたい人にオススメ。

人間そっくり 人間そっくり
安部 公房 (1976/04)
新潮社
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ピックアップ名言
「人を見たら、火星人と思え……」 (自称)火星人 の妻

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2007/02/19 00:17】 | おすすめ本<日本文学> | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おすすめ本① 『 劇 場 』 サマセット・モーム
あらすじ
46歳のジュリアは、天才と呼ばれる舞台女優。夫はイギリス一の美貌を持つ俳優で、誰もがうらやむような生活を送っていた。
しかし、夫への情熱はとうの昔に冷め果てていたジュリアは、突如目の前に現れた23歳の経理士トムに恋心を抱き、ついには関係を持つようになる。そして…!?



書評
イギリスの文豪、サマセット・モームが63歳の時に発表した傑作長編。

退屈な日常に飽き飽きした有閑マダムが若い燕と浮気する…という設定だけ考えると、まるで昼ドラのようなドロドロの愛憎劇を期待してしまうが、実際は「女優」ジュリアと「人間」ジュリアの葛藤(本人は自覚なし)を軸に淡々と物語が進んでいく。

誰かに嘘をついてしまった時、自分自身に正直になれない時、そんな時に読むのがおすすめ。
ジュリアは毎日嘘つきまくってるよ。

おすすめ本① 劇場 サマセット・モーム 劇場
サマセット・モーム (2006/12)
新潮社
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ピックアップ名言
「ビフテキや玉葱と比べたら、愛情なんてなんであろう?」  ジュリア



補足
この作品は、『華麗なる恋の舞台で』と名前を変えて2/10から映画公開されているそうだ。

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

【2007/02/12 14:51】 | おすすめ本<海外文学> | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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